健康づくり事業
『メッツ健康法』とは、10年以上に亘る中之条研究の成果として生まれた、“中強度の身体活動”を日常的に管理することで、様々な病気を予防していくための新しい健康法です。
特別なスポーツの習慣がなくても、一定時間、中強度でからだを動かしている人は、健康を維持し、病気になりにくいとしています。
また、この『メッツ健康法』を一定期間以上継続的に実践することにより「健康長寿の遺伝子にスイッチが入る」と言われています。
からだに良い運動の強度は年齢によっても違うので、それぞれの年代に合った「中強度」の運動を、一定時間行うことが基本です。
青柳幸利先生の中之条研究
プロジェクトの対象は群馬県中之条町の高齢者5,000人。
うち500人の町民が、10数年にわたり、身体活動計(歩数と中強度活動時間を測定)を24時間装着したまま生活することにより、1日の活動量と健康度の関係性を明らかにする調査研究を実現した。「メタボ予防には“4メッツウォーキング”が効果的であること」「ウォーキングに取り組んだ人の医療費は、そうでない人に比べ約7割に抑えられていること」などが判明。日常的な活動量、中強度の活動時間から疾病リスクを評価し、医療費を抑制するシミュレーションを可能にした奇跡の研究と呼ばれている。